WAKUTA

沖縄にはかつて琉球王府が統合した“壺屋焼”よりも古く“湧田焼”という窯業集落がありました。
「なんて簡素でキレイな器だろう。」これが初めて湧田マカイ(碗)に出会った時の感想です。
形状はゆったりと広がる見込みから口辺部に直線的に立ち上がった素朴で端正な形。重ねて焼くことを前提としている為、釉掛けは高台部を上向きに持ち釉面に対して器を振るように掛ける「フィーガキー」といわれる独特の手法。そうすることで器の口辺から側面にかけてのみ施釉されるため見込み部分は土肌を露呈し幾重にも重ねて焼くことができる理にかなったデザイン。機能美の典型といえる器である。
沖縄では17〜18世紀に湧田窯で焼かれたとされ、その源流はおそらく中国南部(諸説あり)、現代でもミャオ族あたりに散見される器です。
陶器工房壹ではその「湧田焼」を参考にオリジナル"WAKUTA"としてアッシュ(灰透明釉)、ブラック(鉄釉)の2色で展開しています。
「なんて簡素でキレイな器だろう。」これが初めて湧田マカイ(碗)に出会った時の感想です。
形状はゆったりと広がる見込みから口辺部に直線的に立ち上がった素朴で端正な形。重ねて焼くことを前提としている為、釉掛けは高台部を上向きに持ち釉面に対して器を振るように掛ける「フィーガキー」といわれる独特の手法。そうすることで器の口辺から側面にかけてのみ施釉されるため見込み部分は土肌を露呈し幾重にも重ねて焼くことができる理にかなったデザイン。機能美の典型といえる器である。
沖縄では17〜18世紀に湧田窯で焼かれたとされ、その源流はおそらく中国南部(諸説あり)、現代でもミャオ族あたりに散見される器です。
陶器工房壹ではその「湧田焼」を参考にオリジナル"WAKUTA"としてアッシュ(灰透明釉)、ブラック(鉄釉)の2色で展開しています。